DO IT YOURSELFT
IAN FURY イアン・デューリーのCDHEADLINE
ドゥ・イット・ユアセルフ
壮大なる作品というには大げさだが、
実際にかなりの力作。
ファンクアルバムとしても聞けないわけない。
そういった感じで作られた作品で
そのファンクビートはイギリス的な落ち着きの中で
作品全体を覆い、そして支配し先に進んでいく。
ひたすらイアンの歌がすべてを支配し
その心の中にある思いをすべてあからさまに
ひたすら歌い続ける感覚で進んでいく。
当時のパンク、ニューウェイブの流れの中で
ひたすら当時のイギリスのトップアーティストとして
走りまくっていた彼の疾走感がひたすら表現されている
彼の持っている感覚がすべて表現されている作品だろう。
彼以上にブロックネヘッズのチャス・ジャンケルの才能が
光っているというのがこの作品なのかもしれない。
80年代の初頭のイギリスの音楽の流れが変わっていくなか
そう、この作品の存在はひたすら大きかった。
発表から30年以上が過ぎ、感じ方が変わてもいいのだが、
ところがいまだにそのビート感も音が描写している表情も
いまだ衰えなく、むしろパワーを増して迫ってくる！
そういう彼の凄さがいまだにこの作品を支え続けている。
いわゆる大傑作ではないというのが本当のところ。
彼の言葉や世界観のなかで進む出来事を最大限に表現し、
そして今に伝えてくれる。
彼の優しい心根がいまだに生き続けて、
聞き手に迫ってくる。
本当に人間の表情が見えてきそうな素晴らしい作品だ。
曲目
1.INBETWEENS
2.QUIET
3.DON'T ASK ME
4.SINK MY BOATS
5.WAITING FOR YOUR TAXI
6.THIS IS WHAT ME FIND
7.UNEASY SUNNY DAY HOTSY TOTSY
8.MISCHIEF
9.DANCE OR THE SCREAMERS
10.LULLABY FOR RFRANCIES
イアン・デュリーの作品
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SEX&DRUG&ROCK&ROLL
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